先日、イオンシネマで映画「THE FIRST SLAM DUNK」を見ました。テレビアニメではたしか湘北高校がインターハイに行くところで話が終わっていたと思うので、その続きの話ということになります。
内容は、面白かったです。特に終盤の息詰まる展開とテーマ曲のマッチングが素晴らしかったです。個人的には相手チームの選手たちが、実力派ぞろいでよく描かれていました。湘北メンバーが主役なのですが、相手校の選手がしっかり描かれていることにより、ストーリーが現実感を持って迫ってきました。
YouTubeで中国のスラムダンクをレポートしている人がいたので見ていたのですが(URL下部に記載)、なんとその映画館は日本のイオンシネマが中国進出しているものでした。日本のイオンシネマの映画館の作り、シアター内の様子、案内用の掲示物のデザイン物など、あまりにもそのままだったので驚きました。
映画館の外には、雰囲気を盛り上げるために、等身大のキャラクターを配置したり、バスケのコートを作ったりしていましたが、こういうPRも日本側の影響が強いのだろうなと感じました。
日本でのプロモーションの仕組みを外国にも展開できることを考えると、非常に拡張性の高いビジネスモデルなのだなと感じました。中国市場はビジネス規模が非常に大きいため、事業展開するためには魅力のある市場なのだと改めて感じました。
今は台湾問題もあり、日中関係には難しいものがありますが、日本の映画館システムがそのまま中国に輸出されていて、日本のアニメが爆発的に支持されていることにおどろきました。別の例でいえば、アメリカのディズニーが、日本のディズニーランドやディズニーキャラクタについて、絶対的な影響力を持っているということも、同じ仕組みなのでしょう。
文化の影響力の強さと、日本のエンタメの実力、中国市場の大きさを実感しました。
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